うしお丸472次航海(北海道一周)

うしお丸

(写真1 うしお丸)

4年生のK君がうしお丸調査報告を書いてくれました.

 


2020/9/4~11にうしお丸に乗って沿岸実習を行いました。

この実習は、海棲哺乳類がどこに生息し、その分布がどんな環境要因によって決定されているかを明らかにすることが目的です。
つまり、海を眺めて海棲哺乳類を見つけなければいけません。

そのため、航海中は日出1時間後(6時)から日没1時間前(16時半)の間、うしお丸のアッパーデッキで目視調査を行いました。

目視は、こんな感じで海を眺めて、海棲哺乳類を探します。

目視風景
(写真2 目視風景)

当初の予定では太平洋側から根室海峡を目指す予定でしたが、実習初日から風が強かったため、比較的穏やかな日本海側から北海道を一周することになりました。

この航海では、運がよければシャチも見えるということでしたが、残念ながら、シャチは見つかりませんでした…

しかし、鎌のような背びれが特徴のカマイルカや、イシイルカ、ミンククジラなどを見つけることができました!

カマイルカ
(写真3 カマイルカ)

カマイルカ(写真4 カマイルカ)

カマイルカは、250頭ほどの巨大な群れに遭遇し、みんなのテンションも上がっていました。
イルカやクジラを見つけると、船酔いも吹っ飛びますね!

さらに、マグロがエサを食べるという、貴重な瞬間もとらえることができました。


(写真5 マグロ)

目視以外でも、船内でゼミを行ったり、夜にはみんなで映画を見たりと、充実した実習になりました。
次こそはぜひシャチを見つけたいです!

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