M1のSさんが12月に開催された勇魚会での発表報告をしてくれました!
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M1のSです.
12/2~12/3に大阪で開催された,2023年度勇魚会シンポジウムの研究発表会にて,口頭発表を行いました.
今回は,「北海道周辺海域に生息するシャチのミトコンドリアDNAハプロタイプ解析による遺伝的多様性の評価」というタイトルで発表させていただきました.
本研究では,2022年度卒業のKさんが取得した,シャチ9個体のミトコンドリアゲノムを使い,コントロール領域のハプロタイプを調べました.
コントロール領域はミトコンドリアゲノムの一部分で,種内での遺伝解析によく使われている領域です.
図1のように,シャチは,コントロール領域の配列の違いによって,エコタイプよりもさらに細分化されたグループに分けることができます.
Kさんの修論で,ミトコンドリアゲノムが得られた北海道のシャチ9個体のエコタイプがResidentとTransientに分かれることが分かっています.
そこで,今年度からシャチの研究を始めた私は,エコタイプよりも細分化されたグループを調ベ,その結果を今回発表
しました.
実は,発表数日前にインフルエンザにかかってしまい,特別にZoomで発表させていただくことになりました.
ご対応くださった運営の皆様には,感謝の気持ちでいっぱいです!
対面で参加できなかったことは残念ですが,多くの先生方からフィードバックをいただくことができました.
お聞きくださった皆様にも,この場をお借りして感謝申し上げます.