M1のOが,6/13-24の日程で参加させていただいた,モーリシャス調査について報告いたします.
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色々なご縁があり,北海道大学水産科学院のBlue Frontierプロジェクトに鯨類チームとして参加させていただき,モーリシャスに行ってきました!
今回のモーリシャス調査の主な目的は,昨年設置した音響レコーダーの回収と,再設置のお願いです.
また,モーリシャスで持続可能な観光を進めていくためのキックオフミーティングの開催,という目的も組み込んだ調査でした.
モーリシャスは南半球に位置しているので,現地は冬にあたります.とはいっても,緯度が低いのでそこまで冷え込むことはなく,昼間は半袖,夜は一枚長袖があると安心,といった気温でとても快適に過ごせました.

エミレーツ航空に乗って,ドバイ経由でモーリシャスを目指します.
昨年,島の西側と東側に2つ,音響レコーダーを設置していたのですが,西側のレコーダーは海況が悪いためにまだ回収できていないとのことでしたので,東側に設置したレコーダーの回収と音響データの確認を行いました.

レコーダーが設置されている,東側の養殖場
無事にイルカの鳴音が録れていましたので,これから頑張って解析を進めていく予定です!
音響データをハードディスクに移し終えた後は,レコーディングスケジュールを設定し,音響レコーダーの再設置をお願いしました.

パソコンとレコーダーを繋いでレコーディング設定をする筆者
また,モーリシャスで持続可能な観光を進めていくためのキックオフミーティングでは,観光ガイドさんに向けて,インタビューセッションを実施させていただきました.
モーリシャスの鯨類について,様々な情報を共有することができ,とても有意義なミーティングとなりました!
提供していただいた情報は,今後の調査に活用していく予定です.

写真中央の屋根付きの船上でミーティングを実施しました!

インタビューセッションの様子
今回の調査では,私が初めての海外調査ということもあり,本当にたくさんの方にお世話になりました.音響レコーダーは12月に回収する予定ですので,また報告させていただきたいと思います.
モーリシャスでのプロジェクトに興味がある方は,Blue Frontierプロジェクトの facebook と X をぜひ覗いてみてください!