海獣班D3のLです.
12月27日、オホーツクとっかりセンターで保護されていたゴマフアザラシの1個体に衛星発信器を装着し、本日の朝 (12/28) 、無事に海へリリースしました!
今回、発信器を装着したのは、今年5月1日に斜里町の知布泊漁港で見つかった「えびまる」くんです.
飼育員が初めてえびまるくんを見た時、顔と後肢以外にホワイトコートがまだ残っており、その模様が「エビフライ」に見えました. 保護された時の写真などは、オホーツクとっかりセンターのホームページでご覧いただけます.
飼育員の皆さんに大切にお世話され、リリース時の体重は39.7kgでした (保護された当初より約20kgぐらい増えました!).
本日の11:07に発信機からの受信を確認できました.
これから、追跡情報を定期的に海獣班のブログに掲載していきますので、ぜひ温かく見守っていただければ幸いです~
また、えびまるくんに装着した衛星発信器には水温、塩分、深度センサーが付いています。海洋環境データとえびまるくんの行動情報を得ることができます.
野生に戻ったえびまるくんが、たくさん餌を食べて元気に成長し、データを取ってきてくれるようにと願っています。