図1.バシャバシャとグルーミングするラッコ
2024年6月のラッコ調査について報告します.
京都はすでに夏へ!という感じだったのですが,根室はまだまだ寒く,ずっと見ているうちに手がかじかむほどでした・・・.翌日からはフル装備で行ったのですが,寒暖差は舐めてはいけませんね・・・.
ラッコは通常通り,グルーミングしたり(図1),餌を食べたり(図2),交尾したり(図3),休息したり(図4)していました.
図2.二枚貝(上)とクリガニ(下)を食べるラッコの母と周りで泳いでいる子
図3.交尾行動
図4.休息するラッコたち
調査の合間の6/10には,霧多布湿原センター開催のラッコの観察会に呼んでいただき,講演をして,岬にラッコを見に行きました.
(その時の様子を,北海道新聞の方が記事にしてくださいました.)
調査には,水族館の方も参加されました.水族館の飼育員の方々がコミュニケーターとなって,野生のラッコについての解説などをしていただき,普及活動にご協力いただければと考えています.
そして,最後の土日は,今回の調査についてご支援いただいた寄付者の方々と,ラッコのツアーを開催しました.どんな調査を行っているのかを解説しながら,一緒に野生のラッコを見ることができました.ご支援いただいた皆様,ありがとうございました!